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法人と個人事業では、仕訳方法が違う!?

個人事業主の方は、個人通帳と、事業用通帳がごちゃごちゃになってしまっている場合が多く、
プライベート用と事業用の入出金を科目で分ける必要があります。
そのため、事業主勘定という科目が使われます。
 
<実例> 個人事業主が本を購入しました。

○ 事業用通帳からプライベート用で買った本の支払い

借方: 事業主貸     貸方: 預金

※費用として計上できるものではないから、借方:事業主貸
事業用通帳からお金が出ているから、貸方:預金
     事業主にお金を貸したと考えましょう。
 

○ 事業用通帳から仕事用で買った本の支払い

借方: 新聞図書費      貸方: 預金

※仕事用のものを事業用通帳から支払っているので、通常の費用処理です。
 

○ 個人通帳からプライベート用で買った本の支払い

仕訳なし
 

○ 個人通帳から仕事用で買った本の支払い

借方: 新聞図書費      貸方: 事業主借

※仕事用の本であることから、借方:新聞図書費で費用計上
 ただ、お金は個人通帳から出ているため、事業主から借りたと考え、貸方:事業主借